小規模事業者持続化補助金の<コロナ特別対応型>第3回の採択結果が発表されました。過去2回は80%を超える採択率でしたが、今回は30%強に激減したようです・・・。
- 小規模事業者持続化補助金とは?
- 採択率激減の要因
- 採択のポイントは?
1.小規模事業者持続化補助金とは?
過去にもこのブログで取り上げましたが、小規模事業者(業種によって異なりますが、従業員が5名以下が目安)が設備投資をする際に使える補助金となります。今年はコロナ特別対応型というのがあり、新型コロナ感染症の影響を受けている企業が、新しい取組みをする場合には、補助額や補助率が優遇されるものとなります。
詳しくはこちらのページにありますが、概要もはりつけておきます。
(上記のHPより)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
・小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人(以下「小規模事業者等」という。)が今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者 保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、小規模事業者等が取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産 業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。
・さらに、今回の公募にあたっては、新型コロナウイルスが事業環境に与える影響を乗り越えるために前向きな投資を行いながら販路開拓等に取り組む事業者への重点 的な支援を図ります。
・本補助金事業は、具体的な対策(サプライチェーンの毀損への対応、非対面型ビジネスモデルへの転換、テレワーク環境の整備)に取り組む小規模事業者等の地道な 販路開拓等を支援するため、原則100万円(補助率:2/3または3/4)を上限に補助するものです。
・応募の前提として
①「サプライチェーンの毀損への対応」、「非対面型ビジネスモデルへの転換」、「テレワーク環境の整備」のいずれか一つ以上の投資に取り組むこと
②持続的な経営に向けた経営計画を策定していること
を満たす日本国内に所在する小規模事業者等が対象です。
(引用ここまで)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2.採択激減の要因
今回は申請37,302件に対して、12,664件の採択。第2回は24,380件に対して19,833件の採択。第1回は6,744件に対して5,503件の採択となっています。第5回を急遽設定したので、予算枠がないということはないと思います。あくまでワクワクの推測ですが、第3回から商工会議所の申請前のチェックが急遽無くなったので、申請書のレベルが大幅に下がってしまい採択率が減少したのではないかと考えています。
3.採択のポイントは?
仮に、申請書のレベルが下がったために採択率が減少したということであれば、しっかりと専門家に確認してもらった申請書であれば、採択されているのではないかと考えます。ワクワクはあまり持続化補助金の仕事を積極的には受けてないですが、今回はどうしても断れない企業からの依頼があり申請支援をしており、無事にその企業は採択されています。
専門家の支援は、完成した申請書のチェックから、申請書作成代行まで色々ありますが、第5回に申請を考えているのであれば、どんな形であれ専門家の力を借りたほうがよいかと思います。ワクワクも、完成した申請書のチェックとアドバイスくらいであれば検討しますので、周りに頼れる専門家がいない場合は連絡ください。
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